プロフィール

幼保施設防災減災アドバイザー

森 絹代

防災士/ひょうご防災リーダー/兵庫県男女共同参画アドバイザー/防災備蓄収納マスタープランナー

プロフィール

 1981年3月3日生まれ。北海道室蘭市出身。和歌山大学経済学部経済学科在学中、インターンシップでホテルの仕事を体験したことをきっかけにホテル業界へ。同大学を卒業後、株式会社北海道ジェイ・アール・ホテルズ(現:JR北海道ホテルズ株式会社)に入社。JRタワーホテル日航札幌のオープニングスタッフとしてホテルの開業に携わる。フランス料理界の巨匠である三國清三氏がプロデュースするカジュアルフレンチカフェでサービススタッフとして勤務。同ホテル初の人事評価制度で「笑顔部門」に推薦され、MVPを受賞。その後、ブライダル業界を目指すため退社。全米ブライダルコンサルタント協会の資格を取得するために専門学校へ通いながら、三井観光開発株式会社(現:株式会社グランビスタ ホテル&リゾート)に入社し、札幌グランドホテルの宴会予約課に勤務。宴会や結婚式などの商談コーナーの受付業務を担当したのち、ブライダルプランナーとして働き始める。結婚式や披露宴はお客様にとって大切な日。新郎新婦のお二人がやりたいこと、不安なこと、わからないこと、困っていること、迷っていることなど、どんな小さなことでも相談していただけるプランナーであることをモットーに、様々なお客様のサポートをする。お客様とのご縁にも恵まれ、現在も交流が続いている。2008年4月、自身の結婚に伴い、関西へ移住するため同ホテルを退社。現在は兵庫県川西市在住。夫・娘と3人暮らし。

ホテル業界から防災講師へ

 結婚を機に関西へ移住してから、南海トラフ巨大地震への漠然とした不安を感じていました。自分や家族のために防災をしっかり学んでみようと思い、「防災備蓄収納2級プランナー認定資格講座」を受講しました。講座では、防災備蓄の必要性だけでなく、普段の生活に取り入れやすい防災備蓄のコツやノウハウをたくさん学ぶことが出来ました。実際に自宅で防災備蓄を始め、防災備蓄の必要性を多くの人に知って欲しいという想いから、子どもを守る家庭の防災をテーマに講師としての活動をはじめました。

防災士として先生たちをサポートしたい

 私が幼保施設特化型の防災に取り組むことを決めたのは、子どもが幼稚園に通い始めたことがきっかけです。入園まではほとんどの時間を家で過ごす生活だったこともあり、小さな子どもを守るために必要な家庭の防災対策についての啓発活動をしてきました。しかし、子どもが幼稚園に通い始めてからは、預かり保育も利用しているため、1日の半分を幼稚園で過ごすことになりました。夜寝ている時間を除けば、家に居るよりも幼稚園で過ごす時間が長くなったのです。子どもが過ごす場所が家から幼稚園に変わったことから、幼保施設の防災に関心を持ち始めました。
 「たくさんの子どもが元気に過ごしている時間に災害が起こったら…」と想定してみると、家庭の防災とは異なる課題が見えてきました。実際に、避難訓練をしている様子を見せていただくと、保育園の先生は小さな子どもを抱っこしながら、歩ける子どもの手を引いていたり、年少さんのお部屋では、避難行動に時間がかかってしまう子どもたちのサポートをしていたり。たくさんの子どもたちを守るために、先生たちが試行錯誤しながら取り組んでいる姿を見て、その大変さを目の当たりにしました。小さい子どもを育てる防災士として、先生たちのサポートをしたいと思い、「幼保施設防災減災アドバイザー」として活動を始めました。 幼稚園・保育園・こども園ならではの備えについて、それぞれの園が抱えるお悩みや想いに寄り添いながらサポートいたします。どんな小さなことでも、お気軽にお問い合わせください。

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