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幼保施設防災減災アドバイザー

男女共同参画アドバイザー

森 絹 代(もり きぬよ)

防災士/兵庫県男女共同参画アドバイザー/防災備蓄収納マスタープランナー/ひょうご防災リーダー/整理収納教育士

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プロフィール

1981年3月3日生まれ
北海道室蘭市出身
現在は兵庫県川西市在住
夫・娘と3人暮らし

防災に取り組むきっかけ

 南海トラフ巨大地震への漠然とした不安から、自分や家族のために防災をしっかり学んでみようと思い、「防災備蓄収納2級プランナー認定資格講座」を受講しました。講座では、防災備蓄の必要性だけでなく、普段の生活に取り入れやすい防災備蓄のコツやノウハウをたくさん学ぶことが出来ました。実際に自宅で防災備蓄を始め、防災備蓄の必要性を多くの人に知って欲しいという想いから、子どもを守る防災をテーマに講師としての活動をはじめました。

幼保施設の防災に取り組む理由

 私が幼保施設特化型の防災に取り組むことを決めたのは、子どもが幼稚園に通い始めたことがきっかけです。入園までは家で過ごす生活だったこともあり、小さな子どもを守るために必要な家庭の防災対策についての啓発活動をしてきました。しかし、子どもが幼稚園に通い始めてからは、預かり保育も利用しているため、1日の半分を幼稚園で過ごすことになりました。夜寝ている時間を除けば、家に居るよりも幼稚園で過ごす時間が長くなったのです。子どもが過ごす場所が家から幼稚園に変わったことから、幼保施設の防災に関心を持ち始めました。
 たくさんの子どもが元気に過ごしている時間に災害が起こったら…と想定してみると、家庭の防災とは異なる課題が見えてきました。保育園・幼稚園・こども園に通っている子どもたちは、まだまだ自分で判断できない、自分で行動出来ない年齢であり、中には自分で歩くことが出来ない月齢の子どもたちも多くいます。また、その子どもの人数は大人の人数よりも圧倒的に多く、少ない大人で多くの子どもたちを守っていかなければならないのです。
 そして、幼保施設には災害発生後も子どもたちを安全に保護し、保護者の方へ引き渡すという役割があります。子どもを無事に家に帰すためには、園と保護者の連携が欠かせませんが、保護者の方の防災意識が低く、協力体制が取りにくいという課題を抱えている施設も多くあると思います。
 様々な対策が必要な場所であるにも関わらず、まだまだ幼保施設での防災対策は進んでいません。その理由の一つとして、幼稚園・保育園・こども園を対象としている防災講座はほとんどなく、園にはどのような対策が必要なのか、何をすれば良いのか、専門的なアドバイスを得る機会が少ないからではないか、と考えました。そこで、災害から子どもたちを守るためのサポートをしたいと思ったことから「幼保施設防災減災アドバイザー」として活動を始めました。 幼稚園・保育園・こども園ならではの備えについて、それぞれの園が抱えるお悩みや想いに寄り添い、課題解決に向けてサポートいたします。

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