幼保施設防災減災アドバイザー
兵庫県男女共同参画アドバイザー
森 絹代(もり きぬよ)
プロフィール
1981年3月3日生まれ。北海道室蘭市出身。2003年に和歌山大学経済学部経済学科を卒業後、JRタワーホテル日航札幌で勤務。同ホテルの人事評価制度において「笑顔部門」でMVPを獲得。また、現場では新人教育に力を入れ、多くのスタッフにOJTで指導。その後、札幌グランドホテルにてブライダルプランナーとして勤務。新規接客から当日までの打ち合わせを担当し、新郎新婦をサポート。2008年に結婚に伴い退社し、関西に移住。南海トラフ巨大地震への危機感を抱いたことをきっかけに、防災を学び始める。災害に備えることの必要性を強く感じ、大人が防災を学べる場所を作りたいという想いから2021年に起業し、講師として活動を始める。1児の母。
保有資格等
防災士/ひょうご防災リーダー/兵庫県男女共同参画アドバイザー/兵庫県男女共同参画推進員/防災備蓄収納マスタープランナー
防災士として先生たちをサポートしたい
2017年に出産し、子どもが幼稚園に通い始めたことをきっかけに、保育園・幼稚園・こども園の防災に関心を持つようになりました。「たくさんの小さな子どもたちが元気に過ごしている時間に災害が起こったら…」と想定してみると、家庭の防災とは異なる課題が見えてきました。
避難訓練をしている様子を見させていただいた時、片手で小さな子どもを抱っこしながら、もう一方の手で歩ける子どもの手を引いて避難している先生の姿を見て、たくさんの子どもたちを守る大変さを改めて感じました。
「保育施設の課題に合わせた防災対策を具体的に学ぶ機会がない」という現状をお聞きしたことをきっかけに、防災士として先生たちのサポートをしたいと思い、「幼保施設防災減災アドバイザー」として活動を始めました。
一人ひとりが安心して過ごせる避難所に
防災について学び始めてから、災害時の避難所では多くの人が困難を抱えながら生活をしていることを知りました。地域住民の生活の場となる避難所で、一人ひとりが安心安全に過ごすためには、ジェンダー平等の視点が必要不可欠であることから、兵庫県男女共同参画アドバイザー養成塾で基本を学びました。
現在は、ジェンダー平等の視点を取り入れた防災講座で講師をしながら、兵庫県男女共同参画推進員として地域課題の解決にも取り組んでいます。災害時、避難所で泣いていたり騒いでしまう小さな子どもたちが、周りの大人に「うるさい」「黙らせろ」と言われて避難所から出て行かなければならない現状を変えられるように、啓発活動を続けていきます。
スマイルストックに込めた想い
「スマイルストック」という屋号には、講座を通して「笑顔」を備えて欲しい、そんな想いを込めています。保育現場は、子どもたちと共に先生方、保護者の方々の笑顔が溢れる温かい場所であって欲しいと願っています。そのために私は講座を通じ、災害時にも先生方がいつものように笑顔で子どもたちと向き合えるようサポートいたします。そして、防災は決して難しくて堅苦しいものではなく、正しく恐れながらも楽しく学び、少しずつでも知識を身につけていただきたいと思っています。だからこそ、講座では笑顔あふれる雰囲気で、明るく、皆さんの想いに寄り添っていきます。
ご要望に合わせてオリジナル講座をご用意することもできます。どうぞお気軽にご相談ください。
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